無地の提灯に特殊なコンパスで家紋の枠を直接描いていき、その後書いた枠の中を墨で染めます。
どのような家紋も、すべて手描きいたします。
盆提灯は、ご先祖や故人の霊を迎え入れるための目印です。
冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
鱗屋商店では一つ一つ丁寧に仕上げています。
墨と特殊な染料を混ぜたものを使い、家紋を染めていきます。
まず表面を染め2〜3日乾かし、次に、裏面を染め2〜3日乾かします。
盆提灯とは、お盆にお世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
ご先祖や故人の霊を迎え入れるための目印(迎え火)として飾ると同時に、送り火としての役割もあります。
また、お盆には親戚や故人と親しかった方々が、供養のためにお供え物をします。そのお供え物として、盆提灯は最高の品とされています。