鱗屋商店では、確かな品質、豊富な品揃えはもとより、「節句の意味」「雛人形・鎧飾りには想いが宿り身代わりになる」といった逸話を交えながら、丁寧にお客様と接しております。また、当店自慢の手染めによる家紋染めは、赤ちゃんの健やかな成長を願い、心を込めて染め上げています。
私自身も埼玉県の伝統工芸士の下で見習いとして修行し、雛人形の衣装の裁断から着付け、振り付けまで勉強いたしました。そのため、人形へのこだわりは誰にも負けないという自負があります。
鱗屋商店では、人形供養を承っております。
人形には想いが宿り、持ち主の身代わりになるといわれています。毎年11月14日に関東十八檀林の1つである勝願寺にて、役目を終えた人形の「お炊き上げ」を行います。約20人の僧侶達が読経を行い、人形達は魂を抜かれ、供養されます。
毎年600人もの人々が人形を持ち寄るのも、想いの込もった人形への「感謝」の表れです。
大正8年(1919年)からの伝統ある鱗屋商店の歴史がここにあります。
大正8年 | 大田原市山の手2-8-6に川上政治が鱗屋商店を設立 |
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大正9年 | 新店舗建設 |
大正12年 | 第1倉庫を建設 |
昭和27年 | 社名を「有限会社 鱗屋商店」とする |
昭和33年 | 川上忠男社長就任 製綿工場建設 |
昭和43年 | 店舗拡大(売り場面積85坪) 第2倉庫建設 |
昭和46年 | 店舗裏に際物工場・第3倉庫建設 武者幟、提灯の製造を始める |
昭和47年 | 店舗拡大(売り場面積170坪) 第4倉庫建設 |
昭和58年 | 第5倉庫(166坪)建設 |
平成6年 | 川上正元社長就任 |
平成8年 | 製綿工場を取り壊した跡地に倉庫を建設 |